第53回 日本山岳会 学生部 マラソン大会報告
主催者)公益社団法人 日本山岳会 学生部
場 所)皇居(周回コース)
日 程)平成28年11月13日(日) 12:15開始
気 象)晴れ 気温16度(競技開始時)
◎出場校 早稲田 専修 明治 東京大 南山大 東京医科歯科大 神奈川大
中央 立教 東京理科大 法政 拓大 青学 学習院 横浜国大
芝浦工大 名古屋工大 室蘭工業 大同大 神奈川大 日本大他
◎本学参加者 4年CL水越健輔
3年 岡本碩士、高根澤亮太(JAC学生部事務局〜大会運営)
2年 中泉雄人、高橋佑太、國谷良介
1年
田邊カレン、白土朝香、福島端流、川村洸斗、近藤 歩、
新保裕也、守屋勇希
◎OBチーム 団体戦出場 古野淳、家口 寛、鈴木快美、原澤修
個人戦出場 大谷直弘
◎応援 原田 洋(OB)、篠崎さやか(OG)
日本大学山岳部・OBチーム・応援 全員集合 (撮影:大谷直弘)
後列左から:家口OB、篠崎OG、原田OB会会長、鈴木快美OG、古野理事長、高根澤(3年)JAC事務局、
中列左から:白土(1年)、田邊(1年)、守屋(1年)、近藤(1年)、新保(1年)、中泉(2年)、
高橋(2年)、國谷(2年)、川村(1年)、原澤OB
前列左から:岡本(3年)、福島(1年)、水越(4年)…・原澤倫くん(原澤Jr.)
〇団体戦レース状況
1チーム4人1組で実施された団体戦(1人5km×4人)に日大山岳部から4組が出場
しました。
第1走者 第2走者 第3走者 最終走者
@日大Aチーム :福島(1年)・水越(4年)・近藤(1年)・岡本(3年)
A日大Bチーム :國谷(2年)・川村(1年)・高橋(1年)・中泉(2年)
B日大Cチーム :白土(1年)・田邊(1年)・新保(1年)・守屋(1年)
C日大OBチーム: 原澤 修 鈴木快美 家口 寛 古野 淳
学生部マラソン大会で団体戦3位 〜 熱血参戦レポート: 鈴木快美(OG)
11月12日と13日の2日間にわたり、日本山岳会学生部のクライミング&マラソン大会
が開催。2日目のマラソン大会・団体戦では、明治大、早稲田大に続き、日大Aチーム
が3位入賞を果たしました。
試合は、1年生エースの福島が1位でたすきを渡すと、第2走者主将の水越もトップを
キープ。3走で順位は落としましたが、岡本が最後まで3位を死守しました。
今回の好結果は、「水越さんの本気があったから」というのは岡本。4月の総会で、「今
年は5位以内をめざす」と大谷監督が宣言したのに対し、水越主将は「もっと上の3位以
上を狙います」と目標を上げ、以来、「オレらは勝つぞ」と気合を高めてきました。
来年、4年になる岡本は、「次はこれ以下に順位は落とせない。総会で宣言すると、成功
するというジンクスを作りたい」と語っています。
また15kmで競う個人戦は、団体戦3位の立役者・福島が6位に入賞しました。元野球
部の1年生は「山に登るにはやはり体力がいる。体力は大事だと思う」と話しています。
福島のあとには、国谷(2年)、水越、岡本が続きました。
なお会場には、原田洋OB、篠崎さやかOGが差し入れとともに応援に駆け付けてくれ
ました。
【Comments】
水越主将「総会で3位を宣言しただけに、今回の結果には一安心した。(1走の)福島が1
位で帰ってきてくれて、勢いづいたと思う。1年生のとき、惨敗したのが悔しかった。メ
ンバーにはよく頑張った、と言いたい」
岡本(3年)「家で走ったり、準備はしてきましたが緊張した。福島が1番で戻って来た時
はビビリましたね」
福島(1年)「山岳部はつらいこともあるけど、頂上に立つと山岳部に入ってよかったと思
う。秋山では、水づくりとか勉強になりました」
家口OB「5キロの団体戦を走っただけでヘロヘロでした」
鈴木OG 「楽しかった。でも、私が出るより、OBの精鋭チームを作ったほうがよいかと。来年
は、わたし、西尾、石垣、さやかの山岳部女子OGチームで緩く頑張ります♥」
原澤OB「学生やOBの皆さんと一緒に走ることができ、少し学生時代に戻れた気がしまし
た。3年連続OBがチームとして出場できていることに、日大山岳部の結束を感じます。そ
れと大人気ないですが、日大Cチームに勝てた…これ、嬉しいですね。もちろん主役の学
生が頑張っていたのも励みになりました!」
⦿マラソン大会団体戦上位結果
1位 明治大A
2位 早稲田大A
3位 日大Aチーム(@福島A水越B近藤C岡本) 1時間17分08
◆団体戦順位
1位 明治大A(73:55) 2位 早稲田大A(76:59) 3位 日本大A(77:08)
4位 拓大(79:50) 5位 東大 6位 東京理科大……・13位 日本大B(87:13)………19位 日本大OB(96:15) 20位 日本大C(96:43)…・26位最終(114:13)
団体戦出場チームのメンバー紹介
@ 日大A(花の精鋭チーム) 左から:近藤(1年)、福島(1年)、水越(4年)、岡本(3年)
A
日大B(奮え日大チーム) 左から國谷(2年)、高橋(2年)、中泉(1年)、川村(1年)
見てくれ! 高橋の気合入った左手の拳を。今回はゼッケンが隠れるので腕は組まない。紐がはずれている。
B
日大C(オール1年生チーム)左から白土(1年)、田邊(1年)、新保(1年)、守屋(1年)
C
日大OBチーム
左から大谷(56歳)、原澤(34歳)+Jr.倫君(4歳)、古野(55歳)、家口(45歳)
団体戦スタート
団体戦スタート(右から2番目は日大Bチーム國谷、右から4人目はOBチーム原澤、
5人目はCチーム白土、6人目がAチーム福島)〜 各校も第1走者が勢いよく走り始める
日大Aチームの走り
第3走者の1年生近藤歩からアンカーの岡本碩士へ襷リレー〜この時点で3位通過。
日大Bチームの走り
日大Bチーム 第2走者中泉雄人から第3走者高橋佑太へ襷(スリング)リレー。
日大Cチームの走り
日大Cチーム 第1走者の白土朝香から第2走者の田邊カレンへ襷(スリング)リレー
日大Cチーム第1走者:白土朝香〜襷(スリング)リレーを終えて、力尽きゴールでガクッ!
第2走者の田邊カレンから第3走者の新保裕也へ襷(スリング)リレー
日大OBチームの走り
OBチーム第2走者の鈴木から家口へ襷(スリング)をつなぐ。
日大OBチーム、最終のアンカーはOB会の古野理事長が日大Cチームの追撃をかわして
ゴール。OBチームは今年もCチームに勝つ。
〇個人戦レース状況
個人戦15キロ(皇居周回3周)約100人以上が桜田門前を一斉スタート
◆個人戦順位
1位55:29、2位58:27、3位59:28……・・6位 福島(1年)62:14……‥
13位 國谷(2年)、17位 岡本(3年)、23位 水越(4年)、29位 大谷(OB)、
44位 守屋(1年)、51位 近藤(1年)、56位 白土(1年)、60位 川村(1年)、
65位 高橋(2年)、69位 田邊(1年)、72位 新保(1年)…・最終ゴール者91位
◆ふりかえって
給水地点を通過する
久々に本学Aチームが団体戦3位に食い込んだ、Aチームに限らず出場した山岳部員
全員にお疲れ様と言いたい。日頃から山の知識を養え、山へ向え、その為には体を鍛
えよ! と伝えてきている。言っている本人が、実行を伴わないのはおかしな話なので
自分も山に向い、体を鍛えるように…‥少しだけであるが継続して行っている。
個人戦は5年連続の出場だが、タイムは変わらない。これ以上速くは走れないが、
(時間的に)長くそして(距離は)幾らでも走れる。走ることは遅いが苦ではない。
本学の学生に留まらず、山を志す多くの若い岳人達とこのような機会を得て、競う
ことができることに大変感謝をしている。
初雪の便りが届き、これから積雪期のシーズンが本格的に始まる。当山岳部の積雪期
合宿も初冬、冬山、春山合宿と続く。今冬は“昨年と同じ程甘くはない、肝に命ぜよ”
である。合宿以外でも楽しい山スキーのシーズンである。更に体を鍛え、技術を磨き、
意気軒昂、気力の充実をはかり、万般の備えを持って雪山へ臨みたい。
(山岳部・OBマラソンチーム監督 大谷直弘 昭57年卒)
懇親会
マラソン大会団体戦〜表彰式(写真右:日大山岳部Aチーム3位の水越主将)於:主婦会館
マラソン大会終了後、表彰式・懇親会に参加。他大山岳部部員と親睦をはかる。
表彰式・懇親会が終って記念撮影