山行報告書

                       日本大学山岳部

目  的) 沢登りの経験値を高める。

山  域) 丹沢 水無川本谷

日  程 平成28513日(

メンバー)  L.   大谷直弘OB/監督)

4年 水越健輔

3年 高根澤亮太

2年 國谷良介、高橋佑太     

OB/コーチ 賀来素直    6

気  象) 晴れ時々曇り 気温22度(行動開始時0800 

水無川本谷:戸沢の入渓地点 写真左から〜賀来OB、水越、高根澤、高橋、國谷(撮影大谷)

 

行動報告)

渋沢駅0740(バス移動)〜大倉バス停0800〜戸沢入渓地点0915F1 10:00

F5 11:25〜書策新道出合1150〜金冷し沢出合1245〜源頭1400〜表尾根

稜線1420〜塔の岳頂上1435〜政次郎の頭(表尾根上)1535〜戸沢1630~

大倉バス停1800〜渋沢駅1850(解散)

 

渋沢駅に集合し、バスで大倉バス停へ移動する。吊り橋を渡り、水無川左岸の戸川林道

を辿り、戸沢山荘の先で入渓準備をする。源次郎沢を横切り本谷に入る。すぐにF1が現

れるが水量が多く、この先が楽しみになってくる。続くF2F1同様に左壁から取り付い

て難なく乗っ越す。F5手前のフォールナンバーの無い滝を右壁から登る。右手から取り付

きA0で瀑芯寄りに体を振って凹状を登り、落ち口に抜ける。この滝で全員ズブ濡れになる。

 

5は右壁から鎖を使わないようにロープを出して登ってみる。鎖がないとショッパそう

な滝である。書策新道を抜けて金冷し沢出合までは沢も明るく新緑が眩しく何とも言えな

い。この後、上部でルートをロスして右の枝沢に入ってしまう。27年ぶりの本谷であった

が肝心なところで大ミスをしてしまった。源頭を詰めると表尾根の木の又大日寄りに出て

しまった。本谷の源頭詰めのガレ場がなかなか出てこないと気にはなっていたが…不安は

的中してしまった。

 

上級生のパーティーだったので塔の岳頂上で少し反省会を開く。記念写真を撮って、政

次郎尾根経由で戸沢に下り、戸川林道を経て大倉バス停に戻ってくる。どうも後味が悪い

ので、大谷は再度計画を立て行くこととしたい。次回は2年生の荒井君をパートナーに再

度挑んでみたい。

                              (報告者:大谷直弘)

 

@  爽やかな5月の朝、大倉バス停から戸川公園風の吊り橋を行く。メンバーの笑顔が良い。

 

A  源次郎沢を渡り、本谷に入って最初の堰堤を左からお助けロープで這い上がる。

B  明るいゴーロ帯を抜けきると沢らしく鬱蒼とした渓相になる、この後F1が現れる。

C  F110m)は左壁から登る。今週初めから週中頃迄、天気が悪かったので水量も若干多めだった。左手に鎖があるが、ザイルをシッカリと出して登る。鎖が無い方が良い滝だと思うのだが。

 

 

 

 

D  2も左から取り付く。

E  38m)は右左どちらからでも登れそうだが、右から取り付く。上部が少々やらしい。

 

F  59m)は右手に鎖があるが、ザイルを出して登る。

G  書策新道を抜けると水量も減りゴーロや小ぶりな滝が続く。

H  源頭部

I  塔の岳頂上。27年ぶりの本谷遡行はホロ苦いツメとなってしまった。 

左から賀来OB、國谷、高橋、水越、高根澤 (撮影:大谷)