山行報告書
日本大学山岳部
目 的) 危険箇所通過能力の向上
岩稜帯における歩行技術向上
山 域) 表妙義 金洞山(1094m)
日 程) 平成28年4月15日(金)〜4月16日(土)
メンバー) 4年 L.水越健輔
3年 高根澤亮太
2年 高橋佑太、中泉雄人 計4名
金洞山:中之岳山頂にて(左から中泉・高根澤・高橋、撮影水越)
行動報告)
4月15日(金)
千石駅20:12(電車移動)〜松井田駅22:46(タクシー移動)〜23:10中之嶽神社駐車場(テ
ント泊)
千石駅から電車で松井田駅まで移動。松井田駅からタクシーにて中之嶽神社駐車場へ行
き天幕する。暗闇のなかで、変わった形の山々が月に照らされており、明日見る景色が楽
しみである。
4月16日(土)晴れ 7℃(06:00)
中之嶽神社駐車場06:00〜06:10石門入口〜07:20中之岳〜07:30東岳〜08:45鷹戻しの
頭〜10:00ホッキリ〜10:20東屋〜11:20金鶏橋〜11:40妙義神社(タクシー移動)〜11:50
松井田駅
5時過ぎに起床し、外へ出てみると形の変わった峰々、奇岩が周りに広がっており、普段
見慣れない新鮮な山容に心が躍る。桜も見ごろで良い景色である。中之嶽神社で日本一の
だいこく様を拝んでから、登山口へ向かう。登山口にて体操をし、ヘルメット、ハーネス
を着用して出発。
第一石門、第二石門を経て石門分岐へ。“かにの小手しらべ”をはじめ、最初から鎖場、
岩稜が続くが足場がしっかりしているため問題ない。7時頃には半袖1枚で行動できるほど
の気温になる。石門分岐から中之岳までの鎖場は、ホールド、スタンスはしっかりして
いるが、5〜10mほどの高さがあるので、鎖にFIXして登っていく。30分ほどで稜線上
へ出て、程なくして中之岳頂上へ到着。中ノ岳から所々やせ尾根が出てくる。確実に歩け
ば心配することはないが、地面が濡れている場合などは十分注意が必要。鷹戻しの頭まで
25〜30m程度の長い鎖場も出てくるが、ホールド、スタンスはしっかりしている。
順調に進んでいき、鷹戻しの頭に到着。まず約25m懸垂下降し、更に数段の鎖場、梯子
を下る。順調に進んでいき、ホッキリに到着。ホッキリからホッキリ入口まで所々クライ
ムダウンを交えながら下りていく。ホッキリ入口からは多くの登山客でにぎわう登山道と
なる。問題なく金鶏橋まで下山し、妙義神社まで歩いていく。妙義神社からタクシーにて
松井田駅まで行き、帰京する。
(報告者:水越健輔)
中之嶽神社(奥に日本一のだいこく様)。右手の道路を10分程歩いた場所が登山口。
朝焼けに照らされる第一石門。
鎖にFIXしながら登っていく。
中ノ岳過ぎの稜線上にて。(手前から2年中泉、高橋、3年高根澤)
中ノ岳全景。
鷹戻しの頭(1段目、30m)。懸垂下降。
鷹戻しの頭全景。
山行を終えて。妙義神社付近にて。後ろが白雲山。