山行報告書

                             日本大学山岳部

目  的) 山スキー技術の習得と神楽峰の登頂

山  域) 新潟県 神楽峰(2,029m)

日  程) 平成28329日(火)

メンバー) L.大谷直弘(OB/監督)、賀来素直(4年)、水越健輔(3年)

        高根澤亮太(2年)            計4

気  象) 晴れ 気温5度(行動開始時800

神楽峰頂上(左から:賀来、高根澤、水越)で部員募集 〜高い所から失礼いたします。

                                 (撮影:大谷直弘)

日本大学山岳部 新入部員募集中です! 

新入生の皆様へ…連絡をお待ちしております。各学部での勧誘も始まります、また

         勧誘期間中、各学部のブースでお会いできる日を楽しみにしております。

 

329()  

文京区千石の部室発200〜みつまた高原ロープウェイ場駐車場500(待機)〜みつまた

高原ロープウェイ800〜かぐら第5リフト最高点945.(ここまでリフト利用)〜かぐ

ら第5リフト最高点1000〜神楽峰主稜線1050〜神楽峰頂上1120〜稜線上下降点

1200〜和田小屋1245〜みつまた高原ロープウェイ場駐車場1510

 

行動報告)

 

 29日の早朝、みつまたスキー場に到着。天気予報通り朝から快晴となり、良い1日を

予感させる。ロープウェイとリフトを乗り継ぎ、第5リフトに到着。再度所定の登山届け

をスキー場のパトロール隊に提出してから、上部へ向けてシール登高を開始する。

トレースを辿り、汗だくになりながら神楽峰の頂上を目指す。午前1120、神楽峰頂上に

到着する。苗場山から越後三山、谷川連峰までぐるりと360度の大展望を楽しむことがで

きた。天気は雲一つない快晴である。これを“日本晴れ”と言うのだろう。

 

頂上で昼食に“懐中しるこ”を作る。快晴の下、美味しいお汁粉を頂き、部員募集の横

断幕とともに記念写真を撮る。下りはバックルを締め直し、気合を入れ直して、中尾根の

南東斜面を中の芝沢めがけて下降する。気温が上昇してきているが、雪質はこの時期に

しては悪くない。下降の最後は第5リフトの中間点に出てゲレンデのコースに合流する。

その後、スキー場ゲレンデ内の和田小屋に到着して行動を終了する。

                              (報告者:大谷直弘)

 

 

5リフト最高点〜警察送付分とは別にここでも専用の登山計画書を提出して、パトロー

ル隊員に下山ルートを申告する。ここからシールをスキー板に装着する。

 

     登り初め1ピッチ目、トレースの多さは神楽峰の人気の証か。

バックは谷川岳から越後三山に連なる稜線が美しい。(写真右から水越、高根澤、賀来)

           田代湖をバックに高度を稼ぐ。

  神楽峰頂上へ連なるトレースはハイウエイのようにシッカリと付けられていた。

  少し興ざめ気味だが、気温が高くべた雪なのでトレースを使う。頂上でのお汁粉を

楽しみに頑張って登り続ける。

頂上稜線手前で記念撮影〜春山スキー全開です。(左から:賀来、高根澤、水越) 

本日の昼食“特製春山スキーしるこ”昨年に続いて今年もお汁粉です。パリッとした皮の

中に粉末あんこが入っているインスタント型の懐中しるこ。パッキングでつぶれても問題

がありませんので山での携行になかなか良いです。

お餅を茹でること2分、食べ頃になります。後はトロトロに煮まして甘〜く作ります。

 

神楽峰頂上で頂きます。

食って、背負えて、滑って、攀じれる山岳部員を目指す高根澤部員。来年度は山岳部の

総務担当、JAC担当です。

 

神楽峰頂上〜バックは苗場山(写真後方は苗場山)

神楽峰頂上にて〜シールを外して、ブーツのバックルをしめ直して下降に入ります。

左から…賀来、高根澤、大谷(OB/監督)、水越…・これから下降にはいります。

雲一つない神楽峰の頂上に別れを告げて下ります。

神楽峰頂上から中尾根方向へ下ってから沢沿いに下降します。右後方は苗場山、

ここから先の下降はルートファインデイングが重要です。

中尾根の開けた斜面を滑る水越部員。この後、第5リフト中間地点に合流します。

手強いべた雪にもヒラリ、ヒラリと下降してきます。

        岳人募集、入部をお待ちしております!

      この二人、肩を組んで越後の山を望み何思う。

2016越後・神楽峰スキー隊(左から:賀来、高根澤、大谷、水越)