山行報告書
日本大学山岳部
目 的) 登攀技術の向上
アイゼントレーニング
マルチピッチクライミングを経験する
山 域) 御坂 三ッ峠
日 程) 2015年10月9日(金)〜10月11日(日)
メンバー) 4年CL賀来素直、宝迫哲史
3年 加藤純、桧山泰平、水越健輔
2年 高根澤亮太
1年 荒井暢之、國谷良介、高橋佑太、土井裕介
OB 飯田祐一郎コーチ、山浦祥吾コーチ 以上12名
行動報告)
10月9日(金)
河口湖駅23:45〜01:00三ッ峠登山口CS1
河口湖駅に到着後、山浦コーチに車両にて三ッ峠登山口へ送っていただき、飯田コーチと
も合流する。テントを設営し就寝。
10月10日(土)+5℃晴のち曇
CS1 05:00〜裏登山道〜06:45屏風岩〜07:00クライミング開始(右フェイス)〜16:30クラ
イミング終了〜17:00三ッ峠山荘CS2設営
暗いうちに出発する。1時間半で三ッ峠山荘に上がり、クライミングに不要な装備をデポ
する。岩場に一番乗りし、早速賀来、宝迫でトップロープを一般中央、リーダーピッチに
それぞれ垂らす。クライミングシューズで全員2回ずつ登り、飯田C、山浦C、賀来、宝
迫、加藤、水越はマルチピッチ、残りの下級生はアイゼントレーニングに移る。2ピッチ目
のクーロワールは出口が渋く、第三バンドへの草付きも少々登りにくい。全員が一緒に登
っていったため、時間がかかる。
3ピッチ目権兵衛チムニーは難しくはないが、やはり装備が多い隊員には登りにくい。終
了点に到着し、学生リードでもう一度下部から登りたかったが、この時点で15時であり、
時間が足らないため明日行うこととし懸垂下降をする。3年にシステムの確認、コツの指
導をしながら時間をかけて降りる。下部に着くと下級生はアイゼントレーニングを十分
に行えていたようであった。三ッ峠山荘CS2へ行き、山浦コーチと別れる。
10月11日(日)雨
三ッ峠山荘CS2 13:05〜裏登山道〜13:45三ッ峠登山口
昨晩から雨が降り続け、止むまでテント内で待機する。正午を迎えても止まず、この
まま下山することを決定した。飯田コーチが河口湖駅まで送っていただけるということで、
裏登山道から下山した。
(報告者:賀来素直)
↑ 三つ峠 岩場
↑準備中の部員と山浦コーチ
↑ 右フェイス上部 権兵衛チムニー
↑天狗の踊り場より懸垂下降中の宝迫副将