山行報告書

日本大学山岳部

場  所)丹沢:鍋割山〜塔ノ岳

日  程)平成2721()

目  的)体力強化 (歩荷訓練)

メンバー)2年 L水越健輔、桧山泰平

1年       高根澤亮太      計3

タイム)

集合 7:30渋沢駅(バス移動)8:15大倉08:20(二俣)10:30後沢乗越〜12:00鍋割山

山頂13:0014:10塔ノ岳山頂14:40(大倉尾根)16:50大倉バス停(バス移動)〜渋沢

駅 解散

気 象)晴れ

 

行 動)

 今回の山行は2年桧山から歩荷訓練に行こうとの提案を受け、鍋割〜塔ノ岳での歩荷

訓練を行うこととなった。渋沢駅に集合後バスにて大倉へと向かう。天気は雲一つな

い絶好の登山日和である。

体操をした後に、大倉から出発し二俣を越えた先にある鍋割山荘への荷揚げ用の水が

あるところまで到着。ここからが本番である。一人2リットルのペットボトルを20

本程度ザックに詰め、鍋割山荘へと向かう。普段の合宿より10kg程重いが良いペー

スで歩けている。天気が良いせいか登山客も多く、「がんばってねえ」と多くの方に

言われながら歩いていく。他の登山客が多くいるなかだが、1年高根澤は「ファイト

―!」と言いながら頑張って登っている。後沢乗越を越えたあたりから高根澤が遅れ

始めたが、鍋割山頂に計画より早く到着する。荷揚げした水を山荘に置き、大谷監督

より事前に頂いていたお金で鍋割山荘恒例の鍋焼きうどんを頂いた。冬に食べる“鍋

焼きうどん“はまた格別であった。

少し休憩をして、塔ノ岳へと向かう。ハイパーレーションを摂ったおかげもあり、元

気よく歩いていく。2日前に降った雪によって、鍋割山付近からは積雪が10cm程度

ある。思っていた程雪は積もっていなかったが、少し滑る箇所もあるので転倒しない

ように注意しつつ歩く。桧山は自宅から持ってきた水を背負っていたため、まだ30kg

程のザックを背負っている。金冷シを越えたあたりから桧山がバテ始めるが、後ろか

ら叱咤しながら頑張らせる。塔ノ岳頂上は風もなくそれほど寒くなかったため、しば

し写真撮影等をしながら景色を楽しむ。富士山がきれいであった。花立山荘過ぎまで

は雪が積もっていたため注意しつつ下山する。

 今回は歩荷訓練という名のもとで丹沢へ行ってきたが、高根澤、桧山ともに頑張った

と感じる。しかし、たった一度の訓練で力がつくはずはない。定期的、継続的に山へ

行くことでしか、山での力はつかないという理解が必要であると私は思う。

 

(報告者:水越健輔)

 

歩荷した水を持つ高根澤と富士山

 

↑鍋割山山頂にて

 

↑塔ノ岳へ向かう           

 

↑桧山、歩荷を終えて