山行報告書

セルフレスキュー講習会参加報告

                            日本大学山岳部

目  的)レスキュー技術の習得   主 催)公益社団法人 日本山岳会

場  所)飯能 天覧山 岩場

日  程)平成26126日(土)

メンバー)3年 宝迫哲史、2年 水越健輔、その他大等講習生〜本学から2名参加

     講師: ガイド:松原尚之

気  象)晴れ

      岩場で松原講師の講習を受ける水越部員(2年)写真左端

飯能駅〜天覧山岩場〜飯能駅      

飯能駅北口 8:009:00天覧山岩場(9:30講習開始〜15:30講習終了)〜天覧山岩場

16:00〜飯能駅北口1725

行動報告)

飯能駅北口に集合、天覧山までは歩いて30分程かかる。バスによる移動も可能。天

覧山は地元の公園と言った感じである。天覧山の岩場は麓のお寺が管理しており、事前

の予約が必要である。トイレもあり、指定場所を利用する必要がある。岩場はハイキン

グコースから少し下ったところにある。二段になっており、下段、上段共に高さは10

m以内。傾斜があり、ホールドスタンスも豊富で、正に練習用の岩場といったような感

じである。ピンはだいぶ古く、リングボルトが所々に打たれている。最終点は木から取

る事が出来る。

 

講師は法政大学監督の松原尚氏。受講者は15名ほどである。メット、ハーネスを

装着し講習が始まる。支点構築とビレイについて、基本的な事を教わる。懸垂下降では、

途中仮固定を行ってから降りる。基本的に当部で行っているものと変わらなかった。

ユマール2つを使い自己脱出、セカンドの引き上げシステムも教わり、実際に行った。

最後は人を背負っての懸垂下降を行った。背負う方法もスリングやザックを使ったもの

を数通り教えて頂いた。

 

松原講師には基本的なことから丁寧に教えて頂いた。山岳部では自分が理解し、更に

もそれを後輩にわかり易く説明しなければならない。人に説明出来てこそ真の理解で

あると考える。また緊急時に落ち着いて使えるものでなければならない。そのためには、

しっかり復習と伝達を行い自分のモノにしたい。

(報告:宝迫哲史)

               天覧山講習中の参加者