山行報告書
セルフレスキュー講習会参加報告
日本大学山岳部
目 的)レスキュー技術の習得 主 催)公益社団法人 日本山岳会
場 所)飯能 天覧山 岩場
日 程)平成26年12月6日(土)
メンバー)3年 宝迫哲史、2年 水越健輔、その他大等講習生〜本学から2名参加
講師: ガイド:松原尚之 氏
気 象)晴れ
岩場で松原講師の講習を受ける水越部員(2年)写真左端
飯能駅〜天覧山岩場〜飯能駅
飯能駅北口 8:00〜9:00天覧山岩場(9:30講習開始〜15:30講習終了)〜天覧山岩場
16:00〜飯能駅北口17:25
行動報告)
飯能駅北口に集合、天覧山までは歩いて30分程かかる。バスによる移動も可能。天
覧山は地元の公園と言った感じである。天覧山の岩場は麓のお寺が管理しており、事前
の予約が必要である。トイレもあり、指定場所を利用する必要がある。岩場はハイキン
グコースから少し下ったところにある。二段になっており、下段、上段共に高さは10
m以内。傾斜があり、ホールドスタンスも豊富で、正に練習用の岩場といったような感
じである。ピンはだいぶ古く、リングボルトが所々に打たれている。最終点は木から取
る事が出来る。
講師は法政大学監督の松原尚之氏。受講者は15名ほどである。メット、ハーネスを
装着し講習が始まる。支点構築とビレイについて、基本的な事を教わる。懸垂下降では、
途中仮固定を行ってから降りる。基本的に当部で行っているものと変わらなかった。
ユマール2つを使い自己脱出、セカンドの引き上げシステムも教わり、実際に行った。
最後は人を背負っての懸垂下降を行った。背負う方法もスリングやザックを使ったもの
を数通り教えて頂いた。
松原講師には基本的なことから丁寧に教えて頂いた。山岳部では自分が理解し、更に
もそれを後輩にわかり易く説明しなければならない。人に説明出来てこそ真の理解で
あると考える。また緊急時に落ち着いて使えるものでなければならない。そのためには、
しっかり復習と伝達を行い自分のモノにしたい。
(報告:宝迫哲史)
天覧山講習中の参加者