山行報告書     

                          日本大学山岳部          

場 所)  丹沢 鍋割山

日 程  平成26318日(

目 的)  春の東丹沢 鍋割山を登る

メンバー )篠崎さやか(1年)、桧山泰平(1)、大谷直弘(山岳部監督) 

タイム)

      大倉バス停830〜二俣930〜後沢乗越945〜鍋割山1200〜後沢乗越1345

      〜大倉バス停1520〜渋沢駅1615解散

気 象) 晴のち曇り  気温4度(行動開始時)

      

                鍋割山頂上を行く篠崎と桧山

   行 動)

     今回、1年生から春の丹沢を縦走してみたいとの提案があり鍋割山から塔の岳への縦走を計画して行って来ました。当日は今シーズンの春一番となり、山でも終始強風の中での行動となりました。また、午後から天候も崩れることが予想されたので、結果は無理をせず鍋割山の往復に止めました。本隊は春山合宿中(鳳凰〜甲斐駒〜仙丈)なので篠崎、桧山そして監督の大谷で“丹沢鍋焼うどん隊”の結成となりました。大倉バス停のどんぐり山荘にて、鍋割山と塔の岳の積雪量情報を確認する。朝から春一番に追い立てられるように、四十八瀬川沿いに林道を詰めて二股を目指す。既に鍋割山稜の上部にはどす黒い雲がかかり始めていた。雲の動きは低く速く風の音が山中に響き渡る。二股に着く頃には朝方の晴れ間も少なくなり、今日1日天気がもつか怪しい空模様となった。二股の先で今回も鍋割山荘への荷上げ用の水(ペットボトルで100本程)がスタンバイされていたので、桧山、大谷で各1本をザックに収め荷上げに協力する。順調に後沢乗越しを経て鍋割山稜から鍋割山頂上に到着する。山頂手前で雪が出てきたが足首程度の深さであった。山頂小屋にて、鍋焼きうどんをレーションとして食べた後に記念撮影をして、大谷が塔の岳方面へ20分ほど偵察に行く。塔の岳への稜線は雪が多いことと、天気が早く崩れそうだったので、登って来たルートを大倉のバス停に引き返すことに決める。次回、計画完遂を篠崎部員と誓う。

                                 (報告者:大谷直弘)

 

 

 

↑林道終点

 

↑鍋割山稜を行く

 

↑鍋割山山頂

 

↑鍋割山をあとに大倉へ