山行報告書

                             日本大学山岳部

 

場 所) 北八ヶ岳 蓼科山(2,530m)

日 程) 平成2629日(日)

目 的) 雪山歩行訓練

メンバー)3年 CL山浦祥吾

2年       M賀来素直、宝迫哲史

     1年 荒木優一郎、井上理、篠崎さやか、桧山泰平、水越健輔、山縣巧         

     OG鈴木快美、OB飯田祐一郎(コーチ)、大谷直弘(監督)               

                   学生9名+OB,OG計3名 合計12

タイム) 

27 日() 車両にて部室発2230→白樺湖啄木鳥山荘(OB別邸)200(泊)

28 日() 荒天の為9日予備日に変更の為、白樺湖啄木鳥山荘待機(泊)

29 日() 

白樺湖啄木鳥山荘830〜(車両移動)〜蓼科山登山口(女神茶屋)駐車場900〜    頂上直下森林限界1215〜蓼科山頂上1235〜蓼科山登山口(女神茶屋)駐車場1500〜(車両移動)〜白樺湖啄木鳥山荘1600〜(車両移動)茅野駅1800 解散

気 象)  晴れときどき曇り   気温−8度(行動開始時)

 

                 蓼科山頂上

行 動)

 

 7日夜、部室にて参加学生と合流して白樺湖畔の宿泊先である啄木鳥山荘(OB別邸)まで車を走らせる。深夜に宿泊先に到着し直に就寝とする。翌8日は蓼科山への登山計画日だったが、7日既に冬型+南岸低気圧の影響に伴い大雪の予報が関東甲信地方に出されてしまった。このため8日は信州白樺湖附近も朝から深々と雪が降り続けた為、早々に蓼科山への行動は中止し予備日の翌9日に変更することとした。

 翌9日朝、風が少しあるものの好天が予想され、行動が出来そうだったので学生全員とOB・OG人3人を含め計12名で蓼科山を目指す。スタート地点の蓼科山登山口(女神茶屋)駐車場にて準備体操後、アイゼンを装着し出発準備を整える。

宝迫(2年)をトップに樹林帯のトレースを辿り始める。ルート上の要所に赤布が木々に付けられており、地図を出すこともなくひたすら黙々と登る。

森林限界を越えた地点で、下降時下降ポイントを上部から容易に視認できるよう目印の赤旗をマーキングとして付けるように指示を出す。頂上付近はガスに覆われており、視界も良くない。

中川OBから、頂上は南側へ巻き気味に登ると登り易いとのアドバイスを受けていたので、頂上小屋を目指すように回り込んで頂上に達する。頂上付近は思ったほどのクラストもなく歩き易い。視界不良(50m以下)のため、全員で記念撮影を撮ってから早々にスタート地点の蓼科山登山口へ下山する。

 今回の山行はなるべく多くの部員が参加して頂上に立てればと思い計画し、ほぼその 目的が達成できたので大変良かった。急遽だったが久々に鈴木快美OGにも参加して頂き、篠崎さやか部員に雪上での歩行技術などを教えて頂いた。楽しくも充実した山行になった。やはり山岳部員皆で頂上に立てるのは理屈抜きにして良いなと思う。

                            (報告者:大谷直弘)

 

 

 

             蓼科山登山口(女神茶屋)駐車場

 

 

 

 

              出発前山岳部準備体操開始

 

 

 

 

 

 

   女神茶屋登山口から樹林帯を登り始めます(総勢12名の大部隊となりました)

   

         進行方向左上に蓼科山のピークが少しだけ見えます

 

               森林限界手前の急登

              頂上まであと少し

 

 白樺湖畔啄木鳥山荘(中川OB別邸)宿泊先:原田OB会長他OBの先輩方と