日本山岳会 冬山講習会 蝶ヶ岳登山参加報告書

日本大学山岳部

場  所:北アルプス蝶ヶ岳

日  程:平成25年12月21日(土)〜23日(月)

目  的:積雪期登山・ロープワーク講習参加

メンバー  :L.古野(JAC副会長・日大山岳部OB)、山本氏(ガイド・明大山岳部OB)、三戸呂氏(講師・明大山岳部OB)、JAC青年部2名(太田、清水)、

              JAC学生部4名(日大山岳部:宝迫・2年、水越・1年、檜山1年、東京工芸大:木村)

 

   ↑1222 蝶ヶ岳頂上にて日大山岳部(左から水越、宝迫、檜山)

 

12月21日(土)移動日

平山城址公園8:0012:00沢渡12:2012:40上高地山岳研究所

宝迫、檜山、東京工芸大学の木村くんは、講師の山本氏の車に乗せていただき、上高地山岳研究所へ向かう。先発隊の古野OB、1年の水越、講師の三戸呂氏、JAC青年部のメンバー2名と合流後、山研内で基本的なロープワークの練習および個人装備点検を行う。

 

12月22日(日)上高地山岳研究所〜徳沢〜長塀尾根CS

上高地山岳研究所7:2010:40徳沢10:5014:00長塀尾根CS

出発の準備の遅れにより、予定よりも20分ほど出発が遅れる。徳沢から先の長塀尾根は長い樹林帯である。ワカンのトレースあり。講師の方から、歩行の仕方、冬山でのレイヤリングなどを教わりながら歩く。長塀山手前の広いスペースを本日の天幕地とし、テント設営の手順を教わりながら二つ張る。日大山岳部で用意したペミカンカレーは好評であった。夜は風も無く快適であった。上高地では放射冷却でマイナス20度まで下がった。

 

 

12月23日(月)長塀尾根CS〜蝶ヶ岳〜長塀尾根CS〜上高地山岳研究所

長塀尾根CS 7:0010:10蝶ヶ岳10:2512:00長塀尾根CS12:5013:45徳沢〜15:55上高地山岳研究所

天気がとてもよく、絶好の登山日和であった。しばらく樹林帯が続き景色が見えなかったが、頂上からは穂高、槍ヶ岳、富士山も見え、360度の素晴らしい景色であった。頂上からの景色を楽しんだ後、身体が冷えてきたので早めに下山する。天幕地で素早く撤収を行い、徳沢まで問題なく下る。檜山は疲労から、歩くペースが落ちていた。徳沢過ぎから曇り始める。上高地山岳研究所に到着後は、本日中に帰らなければならなかったため、素早く片付けを行い帰京する。

 

 

↑前方の三角錐は常念岳

 

↑頂上直下、前方の三角錐は常念岳

 

↑蝶ヶ岳頂上

 

↑全員で記念撮影