山行報告書     

                          日本大学山岳部          

    所) 丹沢 鍋割山・塔の岳

期 間 平成251120日(

参 加) 荒木優一郎1年)、大谷直弘(山岳部監督)

    動) 晴  気温10度(行動開始時)

 

    大倉バス停805〜二俣907〜後沢乗越940〜鍋割山1045〜塔の岳1220

    〜大倉尾根下降〜大倉バス停1455

   

                       鍋割山山頂

 

昨日までは日本海に低気圧が居座って、西日本では冬型の気圧配置影響を受けていたが、今日は日本海の低気圧が消滅し、北海道の北で低気圧が発達し西高東低の冬型の気圧配置と言った感じである。

今回、1年芸術学部写真学科の荒木君を引っ張り出して秋の鍋割山と塔の岳に行ってきました。
課題と授業への出席評価がシビアな彼とは、なかなか一緒に山へ行けなかったので大谷にとって気掛かりでなりませんでした。昨年に引き続き荒木部員と行く“鍋焼うどん隊”の即席結成となりました。
 

小田急渋沢駅で待ち合わせ後バスに飛び乗り、大倉バス停のどんぐり山荘にて登山計画書を提出、早速 四十八瀬川沿いの林道へと行動を開始する。長い林道歩きも荒木部員から写真の講義を聞きながら登って行けば、直に二股に到着した。今回も二股の上部には鍋割山荘への荷上げ用の水(ペットボトルで100本以上)がスタンバイされて
いたので、二人で各1本(1000t)をザックに収め、荷上げに協力する。紅葉は見頃、日差しは秋の名残を感じさせマイルドな暖かさだが、吹く風は時折冷たく冬を感じさせる。
 
柔らかな日差しと時折吹く寒風を感じながら順調に高度を稼ぎ鍋割山頂に到着する。早速鍋焼きうどんを頼み昼食に食べる。
山頂からは西丹沢、富士山、箱根の山、愛鷹山…・を望み、天気も良く最高の登頂日和となったが、
冬型が少し決まってきているので南ア方面には雲がかかってしまっているのが残念である。
昼食後の記念撮影をして鍋割山を後に塔の岳に進む。
塔の岳の頂上からは東京方面の展望も素晴らしく、横浜のMM21地区から副都心まで展望することができた。その後、大倉尾根を下山し、午後3時前に大倉バス停に到着し、そのまま渋沢行のバスに飛び乗る。3時20分渋沢駅解散。
                               

(報告者:大谷直弘)

↑鍋割山ハイパーレーション:鍋焼きうどん

 

↑鍋割山頂上荒木部員

 

↑富士山を飛び越えてみました(撮影:荒木部員)

 

↑塔の岳頂上