個人山行報告書

日本大学山岳部

 

場所)北アルプス 焼岳

期間)平成24623日(土)

天候)晴れ

メンバー) 大谷 直弘(監督)

      3年 関 洸哉

 

行動)

 

焼岳登山道入口(中の湯林道上)600〜第二ベンチ700〜焼岳北峰820焼岳北峰920〜第二ベンチ1005〜焼岳登山道入口1055

 

天候にも恵まれ、焼岳へ向けて気持ちよく出発する。傾斜の緩い樹林帯を進んでいくと、木々の隙間から焼岳の頂上が顔を覗かせる。

1時間程で森林限界を抜け、火山ガスを噴出する荒々しい焼岳が姿を現す。頂上に向けて岩石地帯を進む。沢に少し雪が残っている程度で、雪は少ない。

ゆっくりと歩いていき、硫黄の刺激臭を我慢しながら焼岳北峰に到着する。霞沢岳や笠ヶ岳がよく見え、西穂、前穂、奥には槍ヶ岳も望むことができた。上高地から来る登山者も多く、頂上にはどんどん登山者が増えていった。

頂上で1時間ゆっくりして、下山を開始した。それにしても暖かく、セミの鳴き声など夏の訪れを感じる気持ちの良い山行であった。

(報告 関)

 

 

マラソン大会参加報告書

 

場所)7回乗鞍天空マラソン参加(30キロ)

期間)平成24年6月24日(日)

参加者)  関 洸哉(3年)、村木冨士(OB)、大谷直弘(監督)

 

 

今回のマラソン大会参加は来春の学生ネパール山行の計画に備え、体力強化と目標へのチャレンジ精神を養うことを目的に部内募集をして参加した。

応募者が関部員1人だったのものの、大谷には絶対負けないと言う気概は評価できる。

前日の23日(土)は関、大谷の両名はウォーミングアップを兼ねて北アルプス焼岳に登り軽く調整を行い入浴と昼食後、当日の宿泊地である村木OBの山荘(奈川村)に向かう。

同大会に参加する大阪市立山岳部OBの片岡氏他皆様とも合流、別荘の囲炉裏を囲み夕食は焼肉で栄養補給をして明日の健闘を誓い合う。 

関部員と大谷監督の攻略タクテイクスはスタート・ダッシュ、中盤は粘りの追い上げ、そしてラストスパートの逃げ切り…気を抜く瞬間は一切なし!

 

24日当日8時のスタートを前にマラソン大会初参加の関部員は少々緊張気味、大谷は佐倉、さいたま、河口湖とフルは7回程参加経験があるものの、

今回のコースの様に標高(スタート)1500mから一気に2700mまで18キロの距離を駆け上がり、標高1800mのゴールまで12キロを駆け下りるのは初めての体験。

起伏無し往路は登りのみ、復路は下りのみのシンプルコースが気に入った。

そして、村木OBはどんなことでも、初めてでも、そしていつでも度胸が据わっているので、全くの平常心。

 

号砲を合図にスタート、いきなりの急坂に少し困惑気味だが、予想通り登りは6分半/kmを刻む、関部員はロケットスタートで既に見えない。

  その後、関部員とは往路16キロ折り返しの復路20キロ付近ですれ違うが、大谷は折り返し手前の急坂で体力枯渇によりペースが大幅ダウン。

  それでも、折り返しからの下りは山岳部仕込みの下山体力が32年ぶりに威力を発揮し、ひたすら猛スピードで駆け下りる、と言うより疲れて止まりたくても止まらない。落下慣性に従い足が前に出続けると言った感じ。

 

    結果 大谷   754位/2067 34141 タイム

       村木  1491位/2067 43722

 

反省会

・来年はもっと練習を増やして2時間台を出せるように致します。

・スタート位置は前列を目指し少しでもタイム・ロスを減らします。

・村木OBお世話になり有難うございました。

(報告者:大谷直弘)

 ↑ 焼岳頂上

 ↑ 森林限界を越える

 ↑ 南峰付近のガスの噴き出し

 ↑ 北峰直下

 ↑ 焼岳頂上;穏やかなピークでした

 ↑ 出発の朝、ポトフで腹ごしらえ、食当は大谷(村木山荘にて)

 ↑ スタート前遥かに聳える乗鞍岳を凝視する関部員と村木OB

 ↑ スタート前 右から 大谷、関、村木OB

↑ 監督の追撃をかわす関

 ↑ 関部員を猛追する大谷監督