日時)2009年度612日 天気 晴れ

場所)鶏冠谷

メンバー)SL船田、CL鈴木コーチ

  鶏冠谷出合830〜二俣1000〜鶏冠尾根上終了点1200木賊山1300

甲武信ヶ岳〜木賊山1400〜戸渡尾根〜駐車場1600

 今年の一発目の沢は身体を慣らすために、登攀は簡単なところと鈴木コーチからリクエストがあったので、奥秩父のナメを見に行くこととした。

ロープは魚止めと逆くの字の2本だけで、他はほとんどナメか倒木かボルダー岩という沢である。魚止めは右から3mほど登ると豊富にピンがある。バランスをとってずりずり上がれば、時間は掛かるが問題なく通過できる。逆くの字は特に書くこともない。

一ノ沢の巻き道は資料では大きく巻いていたが、一ノ沢出合過ぎてすぐの10mほどの滝だけ巻く必要があると見えたので、時間をかけずに問題なく巻けた。しかし、高巻はガレ交じりの土の斜面を直登し、脆いトラバースもするので1年がいる場合は安全策を講じなければならない。また、左俣の中に3箇所ほど2,3mのボルダーで越える岩が出てくるため、1年にはお助け紐がないと苦労すると思われる。

三ノ沢を過ぎると水線は急に細くなり倒木と格闘するようになる。水線が無くなると薄い藪漕ぎとなり、藪が濃くなって5分ほどで鶏冠尾根上に出る。木賊山へのルートは赤テープを辿り、視界がないためなかなか骨が折れた。