無線機の携行について

 

日本大学山岳部では、合宿時における分散行動中のパーティー間の連絡(安全

確認・現在位置の報告)に、また遭難対策上緊急時の連絡手段のひとつとして、

無線機を使用・携行しています。(主な周波数帯は144MHz帯と430MHz帯)

携帯電話の普及やそれに伴う通話範囲の拡大は進んでいるものの、山岳地帯に

入った場合、無線機は携帯電話と異なり基地局の有無に関係なく、見通し距離

内(概ね100km前後)の直接波による無線通信が可能となります。

 

携帯電話の携行は当然として、遭難対策の面からも緊急時の通信手段として、

更に合宿以外の山行においても、山に入る場合には無線機を携行し、緊急時

に無線を発信することができるようにしています。

在籍部員にはアマチュア無線の免許取得と開局申請を指導しています。